料理と器:杉江保枝

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DATE:
2007.04.06

『キャベツ蒸し』

●忙しい朝食の時にはとっても助かる簡単メニューです。作り方はザクザクと切ったキャベツと油揚げを鍋に入れ、少量のだし汁をかけて蒸すだけ。材料を切って鍋に入れて火にかけたらあとはただひたすら待つだけなので、何はともあれこれを仕込んでガスにかければおかず一品が出来上がるという寸法です。その間に味噌汁や目玉焼きを作れば立派な朝食の出来上がり。しかもこの時季に美味しいキャベツはとても甘味があり、油揚げとの相性もバッチリ。油揚げの変わりに豚バラ肉やベーコンを使っても美味しくできますし、だし汁の変わりに粉末スープと水を加えれば洋風の味付けになります。食べるときはお好みのタレで召し上がれ。ぜひお試しを!

用意するもの(概略)
  • キャベツ4〜5枚
  • 油揚げ2枚
  • だし汁大さじ3
  • 小ネギ少々
  • お好みでポン酢やドレッシング、醤油などのタレ

一口メモ

●キャベツはあまり小さく切ると食べづらいので、思い切ってザクザク大きめに切っておきましょう。油揚げも細く切ると食べづらくなります。あくまでも簡単に、ぱぱっと作るのが今日のコンセプト。手の込んだ料理は出来ないけれど、野菜はしっかり食べたいし、タンパク質もしっかり摂りたい、という方にお勧めですよ。

作り方
  1. キャベツは洗って大きめのざく切りにし、芯の部分は薄切りにする。
  2. 油揚げは1/8に切っておく。
  3. テフロン加工の鍋に1を入れ、上から2をかぶせ、だし汁大さじ3を全体にかけてふたをし、弱火で蒸す。
  4. 火加減にもよるが5〜10分で蒸し上がるので、蒸し上がったら皿に盛りつけ細かく切った小ネギをあしらい食卓に供する。ポン酢醤油、お好きなドレッシング、醤油と薬味などのお好みのタレで召し上がれ。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●油揚げの変わりに豚バラ肉を使っても美味しいですし、ベーコンでもGOOD。だし汁のかわりにコンソメと水を加えれば洋風に。タレは醤油やドレッシング等、お好きなもので。さん生家ではポン酢醤油に柚子こしょうの組み合わせが一番人気です。あっさりし過ぎているなと思ったら、盛りつけたあと、少量のごま油を上からかけてもいいでしょう。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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