器:杉江保枝

FILE68

DATE:
2005.12.23

『鶏カツごまソース』

●クリスマスといえばチキン。ローストチキンもいいけれど、今回は一口カツに仕立ててごまだれでいただくご提案です。一口サイズににスライスした鶏肉は、とても食べやすく、ごまの香りが香ばしいソースが食欲をそそります。ウスターソースやとんかつソースとはひと味違う風味満点の一品です。ごまをするのが面倒、という方は市販の練りごまを使っても構いません。お酢と辛子をちょっぴり利かせてありますので、ごまのコクと共にさっぱり感もあり、御飯も進みます。もちろん酒肴としていただいても美味。ぜひ一度お試しください。

用意するもの(概略)
  • 鶏胸肉1枚
  • 塩・胡椒適宜
  • 小麦粉大さじ1
  • 玉子1個
  • 水大さじ1/2
  • パン粉適宜
  • 揚げ油適宜
  • ごま大さじ3
  • だし汁大さじ3
  • 砂糖小さじ2
  • 酢大さじ1
  • 味噌大さじ1
  • 醤油大さじ1
  • 練り辛子小さじ1
  • レタス適宜

一口メモ

●揚げ物をする場合は脂の温度がポイントです。初めは強火である程度温度を揚げ、揚げ上がりを見ながら、時折火加減を調節して、程良い温度をキープするようにします。火加減を一定にしておいても温度は一定になるとは限りません。火が強すぎれば次第に油温は上がりますし、冷たい種が入れば温度は下がります。フライパンの中身と相談しながら上手に揚げましょう。

作り方
  1. 鶏胸肉は食べやすい大きさにスライスし、塩・胡椒をしたあと、小麦粉大さじ1を全体にまぶしておく。
  2. ボールに玉子1個を割り入れ、水大さじ1/2を加えて良くとき混ぜる。
  3. 1の鶏肉に2の卵液をつけ、さらにパン粉をまぶし、中温の脂で色好く揚げる。
  4. ごまだれを作る。ごま大さじ3は軽くいり、すり鉢で脂が出るまで良くする。すり上がったごまにだし汁大さじ3、砂糖小さじ2、酢大さじ1、味噌大さじ1、醤油大さじ1、練り辛子小さじ1を加えてさらにすり混ぜる。
  5. 揚げ上がったカツをレタスと共に皿に盛りつけ、ごまソースを添えて出来上がり。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●ごまだれのごまをするのが面倒という方は、市販の練りごまを使用しても構いませんが、香りを楽しみたいなら、やはりすりたてのごまを使うのが一番です。その場合、煎りゴマと表示のある製品でも、一度軽く煎ってあげると香りが良くなりますし、油も出やすくなります。調味料を加えるときはまず砂糖、次に味噌を加えて一度すり混ぜ、だし汁を少しずつ加えていくと上手に混ざります。そのあと酢、醤油、練り辛子を加えてみてください。つけ合わせにはレタスを使用しましたが、もちろんキャベツの千切りでも構いません。水菜などを添えてもいいでしょう。お好みでどうぞ。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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