料理と器・杉江保枝

一時期バーニャカウダに凝って大量に買っておいたアンチョビの缶詰。最近はすっかり飽きてしまって埃をかぶっておりました。さっさと使ってしまおうと思って作ってみたのがこの料理。茹でたじゃがいもをオリーブオイルで炒めて、細かく刻んだアンチョビを和えたもの。アンチョビ独特の香りと味、そして塩気がじゃがいものほくほくに良く馴染んで、見た目も結構豪華なひと品になりました。炒める際には香りづけにニンニクを使用。カリカリにして取り分けておいて、あとからトッピングします。このカリカリニンニクとアンチョビをまぶしたじゃがいもがまた良く合うのです。ビールのつまみにおすすめ。この夏ぜひお試しください。
用意するもの(概略)
じゃがいも 3個
アンチョビ 28g入りの缶詰1個
ニンニク1片
オリーブオイル 適宜
塩・胡椒 少々
作り方
- じゃがいもは暑さ7〜8ミリの半月系に切り、水から茹でる。竹串が通るようになったらザルに上げて水気を切っておく。
- ニンニクは芯を取って薄くスライス。アンチョビは細かく刻んでおく。
- フライパンを火にかけ、温まってきたらオリーブオイルを引き、中火で焦がさないようにニンニクを炒める。ニンニクがかりかりになったら一度取り分け、油を良く切っておく。
- 3のフライパンを再び火にかけ、1で茹でたじゃがいもを炒める。塩・胡椒で軽く味付けしたあと、最後に刻んだアンチョビを加えて全体をよく混ぜ、器に盛りつける。
- 3で取り分けたニンニクを上からまぶせば出来上がり。
ポイント1
ニンニクはじゃがいもと一緒に炒めても良いのですが、炒めている内にびちゃっとなってしまうことがあるので、先にカリカリ状態で取り分けておいて、最後にトッピングします。カリカリのニンニクと一緒にアンチョビ味のじゃがいもを食べると、これがまた格別の美味しさです。
ポイント2
アンチョビはかなり塩気があるので、じゃがいもを炒めるときに塩・胡椒はいらないのでは? と思われるかもしれません。しかし、塩というのは素材の味を引き出す働きがあります。やはり軽く塩・胡椒は欠かせないプロセスです。それに、実際に炒めてみるとわかりますが、塩なしで炒めると焦げ目が美味しそうにつきません。塩で素材の表面に小さな傷をつけることで、美味しそうな焦げ目がつくのだと思います。おまじないみたいなものですが、この辺りに料理の上手下手がでるような気がします。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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