料理と器・杉江保枝

今週は中華です。しゃきしゃきした歯触りと香りがうれしい花ニラ、そしてつるんとした味わいがたまらない椎茸を合わせて、オイスターソースで炒めました。ニンニクと生姜を利かせた高温のごま油でざざざっと手際よく炒めます。仕上げに針生姜を加えて、さらに香りをアップ。ニラも生姜も身体を温めて代謝を助ける食材ですから、美容にもうれしいひと品です。椎茸は肉厚のものを使用し、斜めにそぎ切りにすることで、歯ごたえを良くしました。このような切り方をすると、ちょっと見た目が鮑のようで、そこはかとなく高級感も漂います(気分だけですが)。オイスターソースでコクを加えて、ハイ、出来上がり。ご飯のお供にぜひどうぞ。
用意するもの(概要)
花ニラ 1把
椎茸 6枚
ニンニク 1片
生姜 少々
針生姜(細切りにした生姜を水でさらしたもの) 適宜
ごま油 適宜
塩・胡椒 適宜
オイスターソース 大さじ1〜1.5
作り方
- ニンニクは薄切り、生姜少々は千切りにしておく。
- 花ニラは3〜4センチの長さに切る。
- 椎茸は軸を取って斜めのそぎ切りに。
- フライパンを強火にかけ、温まってきたらごま油を引き、やや火を弱めてニンニク、生姜を炒める。さっと火が通ったらすぐに椎茸を加えて塩少々を振り、油が足りないようなら少し加える。
- 椎茸に火が通ったら強火に戻して花ニラを加え、さらに塩少々をふりかけ、胡椒で香りをつけ、全体を手早く炒める。
- 花ニラに火が通ったところで、オイスターソース大さじ1〜1.5を加えてざっと混ぜ合わせれば出来上がり。
- 器に盛りつけ、針生姜を飾れば出来上がり。
ポイント1
針生姜は、生姜をごく細い千切りにして水にさらしたものです。作り方には入っていませんが、一番最初に生姜を切るときに、一緒に作っておきましょう。必ずなければならないものでもありませんが、食べるときにはこの香りがなかなかうれしいもの。出来れば添えてお召し上がりください。
ポイント2
椎茸は斜めのそぎ切りにします。こうすると歯ごたえが増し、いかにも椎茸を食べているという気分になります。炒めるときは、塩少々を振って水分を引き出してあげると、油の量が少なくて済みます。それでも油を吸ってしまうときには、あとからごま油を足してもかまいません。ただし、足しすぎると油っぽくなるので注意してください。花ニラは高温でさっと炒めるのがコツ。普通のニラより火が通るまでやや時間がかかりますが、あまり炒めすぎると美味しくないので、高温で加熱するわけです。ニラも、入れたあとにおまじないの塩をすると水分とうま味が引き出されます。オイスターソースだけで炒めれば簡単、という人もいますが、やはり野菜のうま味はきちんと引き出しておきたいもの。塩の使い方次第で、野菜はうまくもまずくもなります。上手にお塩を使って、美味しい炒め物を作ってください。
ポイント3
今回は椎茸と花ニラのみを使用しましたが、たけのこの千切りや、豚肉など、他の食材を合わせても美味しくできあがります。お好みで試してみてください。なお、オイスターソースの量が大さじ1〜1.5となっていますが、こちらもお好みで。少なすぎても美味しくないので、注意してくださいね。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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