料理と器・杉江保枝

たけのこのシーズンも残り少なくなってきました。料理のバリエーションはそれなりにいろいろあるものの、やはりどうしてもオーソドックスな煮物に落ち着いてしまいがち。でもずっと食べ続けているとやっぱり飽きるよね、というわけで、今回は青のりを使って磯辺揚げに仕立ててみました。揚げ物ですが、天ぷらではなく、ほとんど素揚げに近い雰囲気。アク抜きの済んだたけのこに、青のりを混ぜた片栗粉を全体にまぶして高温の油でからりと揚げます。それ自体に味付けはありませんが、そのまま食べてもまずまずの味。軽く塩をつけると、さらに美味しさが増します。お酒のつまみにはぴったりのひと品。見た目も上品で、作り方が簡単な割には、クオリティーが高そうに見えますので、ちょっとしたおもてなし料理には重宝しますよ。
用意するもの(概略)
たけのこ(小) 3〜4本
片栗粉 大さじ1
青のり 大さじ1/2
ごま油 適宜
作り方
- たけのこは先端を斜めに落として縦に切れ目を入れる。鍋にたっぷりの水に米ぬかと赤唐辛子を加え、たけのこを入れて火にかけ、根元に竹串が入るまで茹でたあと、フタをして自然に冷めるまで放置する。
- アク抜きが済んだたけのこは皮を剥き、先端の当たりは姫皮を残して厚さ7〜8ミリに切る。
- ボウルに片栗粉大さじ1と青のり大さじ1/2を入れてよく混ぜ合わせ、2のたけのこを加えて全体にまぶす。
- 天ぷら鍋やフライパンを用意し、高温のごま油で揚げる。表面がかりっとなるように揚げれば出来上がり。
ポイント1
たけのこはアクを抜いたものを用います。姫皮の部分も一緒に揚げると形が良くなります。小さいものはそのまま使いますが、大きめのものは穂先の方だけを揚げ物に用い、残りは煮物などに使いましょう。アク抜きをした時点で、一度日が通っていますので、揚げるときはそれほど気を遣わなくても大丈夫。表面がかりっとなれば揚げ上がりです。
ポイント2
今回は青のりをまぶして磯辺揚げにしてありますが、青のりなしの、言わば素揚げにしても美味しく食べられます。その場合は、つけ塩に一工夫するといいでしょう。抹茶塩などがおすすめです。お塩はもちろん自然塩を使ってくださいね。味がまったく違ってきます。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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