料理と器・杉江保枝

鮭もイクラも今が旬。一番美味しいこの時期に、ぜひお試しいただきたい一品をご紹介します。作り方は至って簡単で、細切りにした刺身用のサーモンと、塩漬けのイクラを甘酢と大根おろしで和えるだけ。調味料のあんばいが多少難しいかもしれませんが、少しずつ量を確かめながら加えていけば、初心者でも簡単に作れます。甘酸っぱい大根おろしは何とも言えないやさしい味。お刺身が苦手な方でも、これならすんなり食べられそうです。塩イクラはもちろん自家製を使っていますが、もちろん市販のものでも結構です。塩イクラから作りたい方は、最後に簡単な作り方を記しておきますので参考にしてみてください。
用意するもの(3〜4人前 概要)
刺身用サーモン適宜(50〜100g)
塩漬けイクラ適宜
大根 5センチ程度
一番だし大さじ1
柚子の絞り汁小さじ2
みりん小さじ2
塩小さじ1/4
作り方
- 大根は皮を剥いて下ろしておく。
- 甘酢を作る。だし汁大さじ1、柚子の絞り汁小さじ2、みりん小さじ2、塩小さじ1/4を合わせて良く混ぜ合わせる。どの調味料も一度に混ぜるのではなく、少しずつ調節しながら味を作ってゆく。大根と合わせるので、やや濃いめでも大丈夫。
- 2の甘酢を大根おろしと合わせてよく混ぜておく。
- 刺身用サーモンは細切りにする。
- 器に3の甘酢おろしを入れ、上からサーモン、イクラを盛りつければ出来上がり。
ポイント1
レシピにも書いておきましたが、甘酢の調味料は、やや濃いめでも大丈夫。実際にこの分量で合わせてみると、しょっぱいのでは、と思われるかもしれません。ところが大根おろしと合わせてみると、案外上品な薄味に。塩気が大根の甘味を引き出してくれますので、思ったより甘くできあがります。ただ、調味料を合わせるときはこの量の半分ずつ位を混ぜてみて、味見をしてから加減をするようにした方がいいでしょう。合わせ調味料をおろしと混ぜるとなっていますが、大根おろしに直接調味料を加えて作っていっても構いません。その場合でも、少しずつ、味見をしながら作っていきましょう。
ポイント2
今回は自家製の塩イクラを使用。もちろん市販のものでも結構です。量はお好きなだけ、と言いたいところですが、塩イクラは製品によって味の濃さに違いがありますので、全体のバランスを良く考えて量を加減してください。塩イクラの作り方は以下に記述。
塩イクラの作り方
- 調味液を作っておく。水400ccにダシ昆布2〜3センチを入れて弱火にかけ、沸騰してきたら塩大さじ4を加えて溶けるまで加熱し、そのまま20度くらいになるまでさましておく。
- 生筋子はぬるま湯に入れて全体を振るようにして皮からはがしてゆく。指先で揉むようにすると楽に採れるが、つぶれやすいのであくまでもやさしく。
- 皮がはがれたら、やはりぬるま湯で何度かすすぎながら余分な表皮を取り除き、最後にザルにあげて水を切る。
- 1の調味液がさめたら昆布を取り除き、一度茶こしなどでこしておく。
- 3のイクラを大きめのボウルに入れ、4の調味液を加えて手先を使って全体を良く混ぜ合わせ、そのまま5〜7分ほどおく。
- 5〜7分が経過したらイクラをザルに引き上げ、下にボウルを敷いた状態で2時間ほど水切りをする。2時間したらすぐに食べられる。保存容器に入れて冷蔵庫で保管。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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