料理と器・杉江保枝

夏場は毎晩寝る前にぬかみそを漬けるのが日課です。でも、外で飲んで帰って後などはすっかり忘れて寝てしまい、翌朝「しまった!」なんて思うことも。そんな朝は即席漬けで代用します。キャベツやきゅうり、茄子などを、大葉と一緒に塩もみにすれば、浅漬けの元なんてなくても立派に美味しいお新香の出来上がり。そして今回ご紹介するのは、水菜とにんじんを使った即席漬けです。単純な塩もみではなく、漬け汁に軽く浸すのがポイントで、柑橘系の絞り汁をほんの少し加えて、やや酸味を持たせるのがミソ。あっさりとしていてさわやかで、食欲のない夏の朝などにおすすめです。
用意するもの(概要)
水菜120g
にんじん70g
だし汁大さじ2
柚子の絞り汁大さじ1/2
砂糖小さじ1/2
醤油小さじ1.5
塩小さじ1/2
作り方
- 水菜は根の部分を落として2〜3センチの長さに切ってザルに取り、熱湯をかけて全体をしんなりさせた後、流水にさらして色よく仕上げ、ボウルに入れて塩小さじ1/2を加えて軽く揉む。
- にんじんは皮を剥いて千切りにしておく。
- 漬け汁を作る。だし汁大さじ2に柚子の絞り汁(またはレモン汁、あるいは酢でも可)大さじ1/2、砂糖小さじ1/2 、醤油小さじ1.5を加えて良く混ぜ合わせておく。
- 1の水菜の水分を手で絞って別のボウルに入れ、2のにんじんと合わせ、3の漬け汁でさっと和えれば出来上がり。味を馴染ませたいときは、ときどき全体を混ぜながら、5〜10分置くと良い。
ポイント1
水菜は一度熱湯にくぐらせてから塩もみにします。そのままでも美味しい浅漬けになりますが、今回は少し手を加えて漬け汁につけ込んでみました。ダシのうま味と、柑橘系の酸味がほどよく入り交じり、ちょっと上品なひと品になります。味はきわめて薄味です。物足りない方は、最初に塩もみをするときの塩の量をやや多めにすると良いでしょう。
ポイント2
今回は水菜とにんじんを合わせましたが、もちろん、茗荷など他の野菜を使っても構いませんし、水菜だけでも結構です。柚子の絞り汁はレモン汁で代用できます。また、お酢を使ってもいいでしょう。ただし、お酢の場合は味がやや濃くなりますので、分量をうまく調節してください。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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